干してあるワイシャツ 
クリーニング店で洋服を洗う場合、洗濯物の種類ごとに温水を使い分けるのは基本中の基本。それだけお湯を使って洗濯をするのは効果的なんですね。

ここではお湯を使った洗濯のメリット・デメリットをまとめました。
 

お湯を使った洗濯のメリット

皮脂汚れが落ちやすくなる

わたしたちが最も着る機会の多い普段着に付着しやすく、かつ洗濯しても落ちにくい汚れが皮脂汚れ(油性汚れ)です。

しかし皮脂汚れは人間の体温以上になると、油分が溶け出して汚れが落ちやすくなるんです。つまり40℃前後のお湯を使って洗濯をすることで、普段着に付着した皮脂汚れはよく落ちるということなんですね。

漂白剤の力を十分に引き出す

黄ばみや黒ずみ対策に欠かすことができないのが、酸素系漂白剤を使った漂白処理です。実は漂白剤も40℃~50℃くらいのお湯を使った方が、その力を十分に発揮させることができるんですよ。

粉末洗剤が溶けやすい

使いやすさの関係から液体タイプの洗剤を使っている方も多いと思いますが、より洗浄力の高い洗剤と言えば、やはり弱アルカリ性の粉末洗剤ですよね。

でも常温の水道水、特に冬の冷たい水には粉末洗剤は溶けにくいのが難点。しかしお湯を使えば粉末洗剤もしっかり溶けて、本来の高い洗浄力を発揮してくれます。

お湯を使った洗濯のデメリット

洗浄力が高くなることと、洗濯物の色落ちや生地への負担は比例します。濃い色のTシャツなどを毎回お湯を使って洗濯すれば、すぐに風合いが変化してしまうでしょう。

またプリントははがれたりひび割れたりする恐れがありますし、ゴム(ポリウレタン)は劣化や変形の恐れがあります。

色落ちさせたくないような洋服などには、できるだけ低い水温設定がおすすめだと言えるんですね。

洗濯機の耐熱温度

一般的な洗濯機の耐熱温度は50℃前後と言われています。常温の水道水の使用を想定して作られているので、耐熱温度はそんなに高くないんですね。

ただし家庭でお湯を使った洗濯をするのなら、上で述べたように40℃~50℃くらいのお湯を使うことができれば大丈夫。耐熱温度が50℃あれば家庭用洗濯機としては十分だと言えるでしょう。