クローゼットの中の洋服 
クリーニングから帰ってきた洋服をしまう際には、ちょっとした注意点を守ることで余計なトラブルを回避することができます。

ここではクリーニングから帰ってきた洋服の正しい保管方法をご紹介します。
 

必ずポリ包装(ビニール袋)から洋服を出す!

3つの点をチェックしてトラブル回避!

クリーニングから帰ってきた洋服はビニール袋に入っていますよね。業界用語ではこのビニール袋のことをポリ包装と呼んでいますが、これはクリーニング店からお客さんのお家に洋服が届くまでに、汚れが付かないようにするためのものです。

収納用のカバーではないので、洋服は必ずポリ包装から取り出して次のような点についてチェックしましょう。

  • 自分の服に間違いないか(他人の服が間違って届いていないか)
  • シミや汚れがきちんと落ちているか
  • 服に変色や縮み、破れ(穴)などがないか

これらの点を確認せずにそのままクローゼットにしまってしまい、次のシーズンになって「あれ?わたしの服じゃない!」となっても、あなたの服の行方を探すのはかなり困難だと言えます。

またシミや汚れがあることに気づいても、それがクリーニングしても落ちていなかったシミ・汚れなのか、保管している間にできたシミ・汚れなのかの判断はつかないでしょう。

服の変色や縮み、破れ(穴)についても同様のことが言えますね。

こうしたトラブルを避けるためにも、クリーニングから帰ってきた洋服は必ずポリ包装から取り出して、上記のような点を確認することが大切です。

酸化窒素ガスによる変色を防ぐ!

ポリ包装のビニール袋には、ビニール袋自体の変色や劣化を防ぐための「酸化防止剤」が含まれています。酸化防止剤そのものは洋服の変色には影響しないのですが、問題は部屋の中に発生する「酸化窒素ガス」。

酸化窒素ガス(通称NoX:ノックス)は石油ストーブや石油ファンヒーターなどで発生しますが、これがビニール袋内に溜まり酸化防止剤と反応すると洋服の変色を引き起こすことがあるんですね。

洋服の変色を避けるためにも、クリーニングから帰ってきた後はポリ包装から出すようにしましょう。

数時間乾かしてからクローゼットへ!

クリーニングから帰ってきた洋服は、クリーニングの仕上げの工程で使う蒸気による湿気が残っていることがあるんです。湿ったまま収納すると、カビやシミの原因になってしまいます。

ポリ包装から出した洋服はそのままクローゼットへ直行させるのではなく、風通しの良い場所で数時間乾かしてから収納するようにしましょう。

詰め込み過ぎはNG!

洋服の型崩れを防ぐため、クローゼットに収納するときは針金のハンガーのままではなく、幅の広い厚みのあるハンガーに取り換えてから収納しましょう。

またクローゼットに詰め込み過ぎるのは、シワや型崩れの原因になる他、防虫剤が衣類の隅々まで回らず効果を弱めることになってしまいます。80%程度になるように、適度な間隔をあけて収納しましょう。

クローゼットには除湿剤と防虫剤を入れておきます。防虫剤は空気より重いので、服の上の方に置くことが大切です。

クローゼットを何度も開け閉めするのもNG。防虫剤が拡散して効果が弱まってしまいます。基本的にはクローゼットは締め切っておきましょう。